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『アナザサイド サロメの娘 remix』

2017 年3 月18 日(土)~3 月31 日(金)連日21 時開映

新宿K’ s cinema

カテゴリー :

remix

デジタル映画の可能性を切りひらくプロジェクト最新作
(アナザサイド サロメの娘 remix)と、
極限のフィルム表現(DUBHOUSE)を2本立てで同時上映!

「音から作る映画」とは、映画制作の通常のプロセスを逆転して、音(サウンドトラック)から映像へ制作する前代未聞のプロジェクト。しかも、ライブ・パフォーマンスと映画制作を往還しながら、まるで音楽のように作品を次々生み出し、デジタルになった映画の可能性、新たな地平をきりひらこうとする異才・七里圭監督の野心的な試み。このシリーズ最新作「アナザサイド サロメの娘 remix」と、そのプロジェクトに先立つ2012 年に発表された35 ㎜フィルム作品「DUBHOUSE:物質試行52」を同時上映。もはやクラシックとも言える、美しいフィルムの闇と光を表現した短編映画とともに、電子音楽の俊英、稀代のダンサーら多彩なアーチストとコラボレートしたデジタル前衛劇映画を、ふり幅広く2本立て上映する。

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毎晩トークあります。
アフタートークゲスト、後半が新たに決定いたしました!
三宅唱さん、宇波拓さん、土居伸彰さん、金子遊さんが追加。詳細はこちら

アナザサイドトーク

上映プログラム

『アナザサイド サロメの娘 remix』併映:『DUBHOUSE:物質試行52』

2017年3月18日(土)~3月31日(金)連日21時開映

料金:一般:1,800円/大・高:1,500円/シニア:1,000円
※リピーター割引実施中!半券提示で1000円になります。ぜひご利用ください。

※冒頭に上映されるDUBHOUSEは、作品の性質上、途中入場はできませんので、必ず、開映時刻前にお越しください。
遅れていらっしゃった場合、アナザサイドからのご鑑賞となりますので、ご了承ください。

新宿K’s cinema
新宿区新宿3-35-13 JR新宿駅東南口大塚家具手前
Tel:03-3352-2471
http://www.ks-cinema.com/
映画HP:http://www.ks-cinema.com/movie/remix/

『アナザサイド サロメの娘 remix』

『サロメの娘 アナザサイド in progress』
あれから、100年以上が過ぎたらしい。

不在の父をめぐる娘と母の記憶の物語。

2017 年/日本/ 80 分/ HD
監督:七里圭 テキスト:新柵未成 音楽:檜垣智也

出演:長宗我部陽子 黒田育世

飴屋法水 工藤美岬 山形育弘 黒川幸則 岡啓輔 手塚真生 菊地敦子
田中真琴 神村恵 足立靖明 根本悠太 鵜飼友美 小林耕平 三鶴泰正 外島貴幸 原牧生 八ツ田裕美
中村ゆい 澤田太衛 山口美衣奈 北川裕介 福田桃加 関浪彩可 中村佳子 鈴木啓士朗 山川宗則

声の出演:青柳いづみ 原マスミ sei 山崎阿弥 さとうじゅんこ 太田真紀 徳久ウィリアム 古賀彰吾
今藤哲平 大山晴子 滝沢朋恵

録音・リミックス:宇波拓 ワンゲル台詞:山形育弘 ワンゲル振付:神村恵
撮影:高橋哲也 村上拓也 河合宏樹 本田孝義  写真:豊嶋希沙
音楽協力:池田拓実 多井智紀(Viola da gamba) 寒川晶子(ド音ピアノ)

併映「DUBHOUSE 物質試行52」

2010 年国立近代美術館における建築家鈴木了二のインスタレーション「物質試行51:DUBHOUSE」の記録映画。建築が生み出す闇を捉えるという当初の意図は、翌年3月11日の出来事により決定的な変化を被る。七里は、展示作品を撮影した光の部分と同じ時間の闇を冒頭に置き、その中に、鈴木が描いた被災地のドローイングを沈ませた。映画館は、闇を内在した建築である。その闇から浮かび上がろうとする映画は、映画館に放たれる光であると同時に、祈りであるかも知れない。これは、極北のメタ映画であり、歴史的出来事への応答でもある。

2012年/16分/35㎜
共同監督/鈴木了二 撮影/七里圭 高橋哲也 カラー/牧野貴 音楽/池田拓実
助監督/茶谷和行 タイミング/清水禎二 リーレコ/狩野靖 テクニカルアドバイザー/斎藤直彦 協力/藤本貴志 棚沢努 宮岡秀行 鎌田英嗣 宮沢豪 桑野仁 新柵未成 ラボ/ヨコシネDIA

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