シネマの再創造・リブート
2023年8月4日(金)~6日(日)
早稲田小劇場どらま館
Aプログラム:
「石巻ハ、ハジメテノ、紙ノ声、、、:reverse」
映像出演:吉増剛造 音楽:檜垣智也 構成・演出:七里圭
Bプログラム:
「清掃する女:亡霊」
映像出演:安藤朋子 黒田育世 音楽:さとうじゅんこ
楽曲提供:檜垣智也 音声リミックス:池田拓実 CGエンジニア:早川翔人
監督:七里圭
2023年8月4日(金)~6日(日)
早稲田小劇場どらま館にて
2023年8月
4日(金)19時:A(石巻ハ、)
5日(土)15時:A(石巻ハ、) / 19時:B(清掃する女)
6日(日)14時:A(石巻ハ、) / 18時:B(清掃する女)
※開場時間は、開演の30分前になります。
〈アフタートーク決定!〉
4日(金)
19時:佐々木敦さん(思考家/批評家)
5日(土)
15時:吉増剛造さん(詩人)
19時:安藤朋子さん(アクター)
:青柳菜摘さん(アーティスト)
6日(日)
14時:山本浩貴さん(いぬのせなか座)
18時:黒田育世さん(BATIK主宰 振付家・ダンサー)
:山本浩貴さん(いぬのせなか座)
【料金】
一般前売 2000円
一般当日 2500円
学生 1500円(前売当日ともに)
2プログラム・セット券3000円
【チケット予約開始】
2023年7月7日(金)
【チケット予約取り扱い】
チケットのご予約はこちら カルテット・オンライン(外部サイト)
〈予約時のご注意〉
◎複数枚の予約は、お手数ですが複数回に分けて予約を行ってください。
◎学生券を予約の方は、当日受付にて身分を証明できるものをご持参ください。
◎2プログラム・セット券を予約の方は、ご予約枚数の項目で「2プログラム・セット券」を選択した上で、AプログラムとBプログラムの予約を別々に二度行ってください。
【お問合せ】
チャーム・ポイント
お問い合わせはこちら cinemanosaisouzou@gmail.com
【会場】
早稲田小劇場どらま館
住所:東京都新宿区戸塚町1-101-3
東京メトロ東西線「早稲田」駅から徒歩5分
都営バス「馬場下町」バス停より徒歩2分
都電荒川線「早稲田」駅から徒歩8分
【プログラム内容紹介】
Aプログラム:
「石巻ハ、ハジメテノ、紙ノ声、、、:reverse」
日本を代表する現代詩人・吉増剛造氏の最新詩「石巻ハ、ハジメテノ、紙ノ声、、、」を朗読録音。電子音楽として、本人出演の映像とともに、立体音響(アクースモニウム)と特殊投影によるパフォーマンスを上演。この作品は2023年2月の京都・春秋座における劇場実験の新演出である。
2023年2月25日@京都芸術劇場・春秋座
「石巻ハ、ハジメテノ、紙ノ声、、、」試演の様子(記録写真)
映像出演:吉増剛造 音楽:檜垣智也 演出・構成:七里圭
映像技術・撮影:高橋哲也 撮影助手:藤田恵実 舞台照明:長尾祐介 舞台監督:大田和司 演出助手:鳥井雄人 田中聡 音響技術・録音:牛山泰良 録音演奏:法貴彩子(ピアノ)、田畑洸貴(打楽器) 制作:西原多朱(tapetum works)
協力:関浩司 佛木雅彦 桑野仁 天野知亜紀 リボーンアート・フェスティバル ヨコシネDIA ながらの座座 京都芸術劇場春秋座 京都芸術大学舞台芸術研究センター
Bプログラム:
「清掃する女:亡霊」
白髪の清掃婦と美しき母の亡霊をめぐる幻想譚。人間の果てが、AIによる夢幻能へ雪崩れ込む。2019年に初演された「清掃する女」の記録映像と、その映像をもとに生成したCGを接続した新作映画を、特殊投影と立体音響により初披露。遥かする、するするながら、啞然茫然の展開にあなたは何を見、感じるか?
2019年「清掃する女」公演の様子(記録写真)
映像出演:安藤朋子 黒田育世 音楽:さとうじゅんこ 台本:新柵未成 七里圭
楽曲提供:檜垣智也 音声リミックス:池田拓実 CGエンジニア:早川翔人
舞台監督・撮影:高橋哲也 撮影:村上拓也 映像技術:日景明夫 舞台照明:小駒豪 音響・録音:池田野歩 録音演奏:GO ARAI(バイオリン) 法貴彩子(ピアノ) スタッフ:吉原航平 冨田粥 門谷風花 末永賢 川端もくは 制作:土屋光 宮崎晋太朗
協力:岡野昌代(PICOLER) 青石太郎 近藤哲平 風みどりさっちゃん 石山友美 佛願広樹 横江れいな 戸塚泰雄(nu) SCOOL インディペンデントフィルム リ・インベンション 吉祥寺美術学院 早稲田小劇場どらま館
監督:七里圭
【プロフィール】
吉増剛造
詩人。1939年東京都生まれ。1964年『出発』でデビュー以来、日本を代表する詩人として、現代詩の最先端を疾走し続ける。主な詩集に『黄金詩篇』(1970年)、『花火の家の入口で』(1995年)、『怪物君』(2016年)など多数。2015年日本芸術院賞・恩賜賞、日本芸術院会員。2006年から 映像作品「gozo Ciné」を発表。2016年には東京国立近代美術館にて〈声ノマ全身詩人、吉増剛造展〉が開催。詩集『Voix』が2023年(第一回)西脇順三郎賞。朗読パフォーマンスの先駆者としても知られ、若手アーティストとのコラボレーションも精力的に行っている。
安藤朋子
アクター。1977年太田省吾(劇作家・演出家)主宰の劇団転形劇場に入団、88年劇団解散後も太田と共に活動を継続。01年演出家藤田康城、詩人・批評家倉石信乃らとTheater Company ARICAを創設、新作を発表し続けている。主な出演作品に『水の駅』『↑』(転形劇場)、『KIOSK』 『恋は闇』『孤島』(ARICA)など。海外公演も多く、05年カイロ国際実験演劇祭にてARICA『Parachute Woman』の演技で最優秀ソロパフォーマンス賞受賞。
黒田育世
6 歳よりクラシックバレエを始め、97 年渡英、コンテンポラリーダンスを学ぶ。 02 年 BATIK を設立。バレエテクニックを基礎に、身体を極限まで追いつめる過激でダイナミックな振付は、踊りが持つ本来的な衝動と結びつき、ジャンルを超えて支持されている。 金森穣率いる Noism05 、飴屋法水、古川日出男、笠井叡、野田秀樹、串田和美など様々なアーティストとの活動も多い。22年3月「黒田育世再演譚vol.1」をKAAT神奈川芸術劇場大スタジオ、「黒田育世再演譚vol.2」を23年3月にシアターコクーンにて開催。
http://batik.jp/
さとうじゅんこ
歌い手。秋田市生まれ。東京藝術大学音楽学部声楽科ソプラノ専攻修了。ジャワガムランのプシンデン(女声歌手)として活動する他、滞空時間、菜の花楽団、スミリール、七里圭監督作品などに参加。コロナ禍の下、シャンソンプロジェクトを始動。グローバリズムの抱える問題に向き合いながら創造力豊かなアートネットワークへの貢献を志す。東京成徳短期大学幼児教育科非常勤講師。サウナー。スモ女。盆踊ラー。
http://suara.jp/
檜垣智也
作曲家・アクースモニスト。1974年山口県生まれ。愛知県立芸術大学大学院修了。博士(芸術工学、九州大学)。ハーバード大学、ケルン大学、フランス国立視聴覚研究所音楽研究グループ、Futura音楽祭等に数多くのコンサートや音楽祭に招待され、世界中のアクースモニウムを演奏する。第18回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品(2014年)、大阪文化祭奨励賞(2021年)など受賞、入選多数。東海大学准教授、大阪芸術大学客員教授。
池田拓実
コンピュータ音楽と作曲。画像認識と音響合成による『Table Music』で09年AACサウンドパフォーマンス道場優秀賞。『Music as film』他、七里圭監督作品の音楽を制作。木下正道・多井智紀と共に「電力音楽」として活動。近作にセンサーを装着したダンサーによる屋外パフォーマンス『Unboxing』(阿竹花子、Iannis Zannosとの共作)。
https://de-dicto.net/wp/
早川翔人
1993年生まれ。2018年東京藝術大学映像研究科メディア映像専攻修了。オンスクリーンメディアとの関わり方をテーマに制作活動を行う。映像を前にする観客をその出演者として巻き込むことで、観客と映像、あるいは見知らぬ観客同士の間に何らかの不可分な関係性を築こうと試みる。 近年の活動や受賞に、「Digital Art Festival Taipei 2021」(2021/Digital Art Center/台北)、「9th Cairo Video Festival」(2019/Cimatheque/カイロ)、第21回文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品。
七里圭
1967年生まれ。劇場公開映画の監督デビューは『のんきな姉さん』(2004)。『眠り姫』(2007/サラウンドリマスター版2016)が代表作。建築家・鈴木了二との『DUBHOUSE』(2012)で国際的な評価を得る。この頃から、他ジャンルのアーチストとのコラボレーションも多くなり、「音から作る映画」プロジェクト(2014~2018)など実験的な映画制作、映像パフォーマンスを手掛けるようになる。2021年には早稲田大学に開設された村上春樹ライブラリーのイメージ映像を監督。また『背 吉増剛造×空間現代』(2022)を劇場公開。さらに、オリジナル脚本による久々の劇映画も完成している。
演出・構成:七里圭
音響プラン(アクースモニウム):檜垣智也
舞台監督・照明プラン:高橋哲也
演出助手:田中聡 箕西祥樹
照明プラン:長尾裕介
制作:土屋光
翻訳:アダム・サザーランド
音響協力:ミュージサーカス
制作協力:インディペンデントフィルム
宣伝デザイン:山本浩貴+h(いぬのせなか座)
WEB:植田智道
主催:チャーム・ポイント
共催:早稲田小劇場どらま館
助成:芸術文化振興基金助成事業
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成]