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【七里圭監督特集】のんきな〈七里〉圭さん

2020年10月24日(土)~30日(金)

下高井戸シネマ

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目覚めても、目覚めても、夢――
『のんきな姉さん』35㎜フィルムで上映!

舞台挨拶決定!

10/24(土) 『のんきな姉さん』主演:梶原阿貴さん/塩田貞治さん+監督
10/26(月) 『Necktie』主演:菊地敦子さん/佐藤駿さん/田中淳一郎さん(出演・劇中歌)/山形育弘さん(脚本)+監督
10/28(水) 『ホッテントット』主演:阿久根裕子さん+監督
10/30(金) 『のんきな姉さん』『眠り姫』原作者:山本直樹さん(漫画家)+監督

24日(土) 『夢で逢えたら』+『のんきな姉さん
25日(日) 『Aspen』+『眠り姫
26日(月) 『Necktie』+『あなたはわたしじゃない
27日(火) 『夢で逢えたら』+『のんきな姉さん
28日(水) 『Necktie』+『ホッテントットエプロン-スケッチ
29日(木) 『Aspen』+『眠り姫
30日(金) 『夢で逢えたら』+『のんきな姉さん

一週間日替わり上映 連日20:00

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料金:一般1500円 / 大学・専門1200円 / シニア・火曜日サービスデー1100円 / 小・中・高1000円 / 会員990円

★詳細情報は劇場HPでご確認下さい。
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下高井戸シネマ
京王線・世田谷線「下高井戸駅」徒歩2分
東京都世田谷区松原3-27-26
03-3328-1008

最初の「のんきな〈七里〉圭さん」特集上映・特設サイト
2012年11月@新宿ケイズシネマ
吉田広明(映画批評家)の特別寄稿が読み応えあり!

『のんきな姉さん』(2004年/87分/35mm)

原作/山本直樹 脚本/七里圭 撮影/たむらまさき 音楽/侘美秀俊 編集/宮島竜治
出演/梶原阿貴 塩田貞治 大森南朋 梓 佐藤允 三浦友和

姉との禁じられた愛の記憶を小説に書き、雪山で自殺しようとする弟と、聖なる夜にオフィスで残業する姉。その二人の現在に、記憶=小説がフラッシュ・バックされてゆく。雪山と都会、現在と過去という二つの空間、二つの時間が溶け合う瞬間、弟のささやく声は物語の全てを宙づりにする…。七里は長編映画デビューにあたって、敬愛する山本直樹の同名漫画を原作にし、その漫画の霊感源、唐十郎『安寿子の靴』、森鴎外『山椒大夫』までも射程に収めた。夢のような物語を綴る、淡い光とゆらめく影。名手たむらまさきの撮影を、貴重な35mmフィルムでの上映。

のんきな姉さん

『夢で逢えたら』(2004年/20分/35mm)

撮影/高橋哲也 鈴木明彦 音楽/侘美秀俊 編集/宮島竜治
出演/安妙子 大友三郎

『のんきな姉さん』として撮影開始されたが頓挫し、それまで撮ったフィルムを全く別の短編として再構築したもの。現場環境が悪く同時録音を断念せざるを得なかったのを逆手に取り、効果音と音楽のみで構成。これにより、夢=どこでもない時空間が現れることになった。声が失われた世界での、ボーイ・ミーツ・ガール。欠如を抱えた映像として『眠り姫』、『ホッテントット』の原型であり、以後の長編を胚胎している重要な作品。「この映画でできたことと、できなかったことが、僕のすべて」とは、七里の言。

夢で逢えたら

『眠り姫(サラウンドリマスター版)』(2007・2016年/80分/HD)

原作/山本直樹 撮影/七里圭 高橋哲也 音楽/侘美秀俊
声の出演/つぐみ 西島秀俊 山本浩司

夢は、体が眠っているのに脳は活動している半覚醒状態に現れるが、冒頭、夜が朝へと移りゆくまどろみの時間を映し出す本作は、全編、夢の中の出来事かのように思わせる。ほとんど人の姿が映らず、声や物音など気配だけが画面を満たしている。山本直樹の原作漫画の下敷きは、幻聴を主題にした内田百間の短編小説『山高帽子』。初公開からすでに14年、毎年アンコール上映が繰り返されるほど、熱狂的なファンを持つカルト映画。なぜ、人々は、この作品に魅かれ続けるのか。人間の営みが分断されるコロナ禍の今、改めて、その問題意識の深さに気づかされるだろう。

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『Aspen(一本道編+白樺編)』(2010年/7分+7分/HD)

音楽/クラムボン 撮影/七里圭 高橋哲也 カラー/牧野貴 出演/黒田育世

クラムボンのアルバム「2010」に収録された曲『Aspen』のPV。この曲は、ボーカルの原田郁子が祖母の訃報に際して書いたもので、その思いは信頼するダンサー黒田育世に託された。黒田から依頼を受けた七里は、ギリギリの予算で16mmフィルムでの撮影を選択。 長廻し一発撮りで二つのヴァージョンが作られた。一般公開されている「白樺編」と、劇場以外では未公開の「一本道編」を併せて上映。

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『あなたはわたしじゃない』(2018年/83分/HD)

テキスト/新柵未成 撮影/高橋哲也 村上拓也 河合宏樹 音楽協力/檜垣智也 池田拓実 宇波拓 多井智紀 西村直晃
出演/青柳いづみ 長宗我部陽子 黒田育世 安藤朋子 川口隆夫 飴屋法水

あの晩、私は森の中で置き去りにされた。獣のマスクをしたあの人は、私のお母さん、だったのだろうか? どことも知れぬ白い部屋で、若い女がつぶやき続ける。記憶とも空想ともつかぬ独白に、呼び出されるように現れる、囚われの人々。5年にわたるプロジェクト「音から作る映画」シリーズの到達点、映画以後の映画。

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『ホッテントットエプロン-スケッチ』(2006年/70分/HD)

原案/新柵未成 撮影/七里圭 高橋哲也 音楽/侘美秀俊 池田拓実 人形/清水真理
出演/阿久根裕子 井川耕一郎 ただてっぺい

隠れた場所に醜いアザを持つ少女は、ある日、ネズミ色のフードで顔まで覆った笛吹き男を見かける。笛の音色に引き寄せられるように、彼女は森の中の一軒家に迷い込む。そこには、自分と同じアザを持つ人形がいた。愛知芸術文化センターの「身体」をめぐる連続企画として製作された作品。

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『Necktie』(2019年/15分/DCP)

脚本/山形育弘 撮影/深田隆之 高橋哲也 松島翔平 録音・音楽/宇波拓
出演 菊地敦子 佐藤駿 西尾佳織 田中淳一郎 横田僚平

二人で一人の小説家を演じて暮らしていた三枝子と恵那。しかし、恵那は精神のバランスを崩して、夜な夜な酔客からネクタイを強奪する奇行に走り、姿を消してしまう。失踪した恵那を探す三枝子は、残されたネクタイに見合う男、日高と出会う。そして捜索を進めるうちに、地図にない街の存在が浮かび上がる……。今年ベルリンでの特集上映で好評を博した最新短編。

Necktie

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