〈「音から作る映画」とは？〉
ライブ・パフォーマンスと映画制作を往還しながら作品を発表するプロジェクトとして、
2014年ライブ版『映画としての音楽』の上演から始まった。
映画制作の通常のプロセスを逆転して、音（サウンドトラック）から映像へ制作することで、
映画に組み込まれた他ジャンルの要素をアンパッキング。
多彩な表現者とコラボレートしながら、映画という表現形式の拡張を試みた。
（2018年の長編映画『あなたはわたしじゃない』でプロジェクトは区切られたが、
関連活動はその後も継続している）

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2020年元旦より、「音から作る映画」の映画作品長編4作が一挙配信。
それぞれ下記プラットホームでご覧いただけます。

●『あなたはわたしじゃない』
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●『アナザサイド　サロメの娘remix』
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●『サロメの娘　アナザサイド(in progress)』
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●『映画としての音楽』
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〈配信について、監督からのメッセージ〉

「配信を決断するまでには、かなり逡巡しました。
スクリーンと映画館の音響あっての作品が、
デバイスを通じてイヤホンで享受されても、それは別物だろうと思います。
けれど、もともとデジタルをテーマに、過剰であることをテーゼに表現した作品です。
ネットで配信されて違うものに変質したとて、違うなりに伝わるものは多いだろうと判断しました。
液晶画面で味わう「音から作る映画」の諸作を、初見の方も再見の方もどうぞお楽しみ下さい。」