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7/4 京都で詩人・吉増剛造氏らと公開ミーティング、翌5~7日に「音から作る映画」一挙上映他、総特集

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長い表題になりましたが、京都で大変です。
「音から作る映画」を総括し、次へと踏み出すイベントが連続します。
4(木)は同志社大学・寒梅館で、詩人の吉増剛造さん、音楽学者の椎名亮輔さん、
ご存知アクースモニウムの檜垣智也さんを交えて、
新プロジェクトを模索する公開ミーティング。

翌5(金)からはルーメンギャラリー、
檜垣さん監修のもと特別仕様の空間音響による、七里監督の総特集上映。
中でも6日が、超目玉で初の試み。
『Music as film(映画としての音楽)』から『あなたはわたしじゃない』まで、
サロメの娘シリーズを一挙に上映し、映画音響研究者の長門洋平さんと対談があります。
同じ朗読録音を用いたサウンドトラックの変奏を、順番に聞いていくことで、
この連作の真価が初めて明らかになるはずです。

さらに、7日はリマスターされた『ホッテントットエプロン-スケッチ』と、
新作短編『Necktie』が関西発お披露目、『眠り姫』もサラウンド上映です。
祇園祭の初夏の京都で、超マニアックな数日間。
お近くの方は是非ご参集ください。

7月4日(木)
「言葉、響き、イメージ ~「音から作る映画」からシネマの再創造へ~」
トーク:吉増剛造(詩人)、椎名亮輔(音楽学)、檜垣智也(作曲)、七里圭(映画監督)
会場:同志社大学寒梅館クローバーホール
18:30開場/19:00開演
料金:1000円均一


7月5日(金)〜7日(日)
ルーメンシネマテーク Vol.011 七里圭映画個展

会場:Lumen gallery

【上映プログラム】
Aプロ(50分)
ドキュメント・音から作る映画(2015年/50分/HD)

Bプロ(54分)
Music as film(『映画としての音楽』インターナショナル版)(2016年/54分/HD)

Cプロ(70分)
サロメの娘 アナザサイド(in progress)(2016年/70分/HD)

Dプロ(80分)
アナザサイド サロメの娘 remix(2017年/80分/HD)

Eプロ(83分)
あなたはわたしじゃない(2018年/83分/HD)

Fプロ(70分)
ホッテントットエプロン‐スケッチ(2006年/70分/HD)
※HDリマスター版(2018)、関西初上映

Gプロ(80分)
眠り姫サラウンドリマスター版(2007/2016年/80分/HD)

Hプロ(70分30秒)
透馬のこと(2018年/3分30秒/8㎜)
To the light 1.0(2014年/3分/HD)
To the light 2.0(2014年/11分/HD)
Aspen(「一本道編+白樺編」)(2010年/7+7分/HD)
時を駆ける症状(1984年/24分/デジタル上映)
Necktie(2019年/15分/HD)

【上映スケジュール】
7/5(金)
20:00〜 Aプロ

7/6(土)
14:00〜 Bプロ
15:30〜 Cプロ
17:00〜 Dプロ
19:00〜 Eプロ
20:30〜 対談:長門洋平(映画音響研究)、七里圭

7/7(日)
13:00〜 Fプロ
15:00〜 Gプロ
17:00〜 Hプロ

【入場料】
1プロ:一般1,000円/学生800円
2プロ:一般1,700円/学生1,400円
4プロ:一般3,000円/学生2,400円
フリーパス:一般4,000円/学生3,200円

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